株式会社テーブルクロス(本社:東京都渋谷区、代表取締役CEO 城宝 薫、取締役COO トソ・セルカン)が運営する、訪日外国人向け食体験プラットフォーム「byFood(バイフード)」は、日本語版および韓国語版サイトを同時にリリースしました。
これにより、国内旅行をはじめ、韓国からの旅行者も、母国語で情報にアクセスしやすくなり、日本各地の食体験やレストランをよりスムーズに検索・予約できるようになります。多言語化を通じ、旅行者一人ひとりが安心して日本の食文化を楽しめる環境を整え、地域の魅力発信と国際的な交流の拡大につなげてまいります。

日本語版(左)と韓国語版(右)のトップページ画面。PC・スマホいずれからも母国語でアクセスし、日本各地の食体験やレストラン予約が可能に
2025年の訪日外国人旅行者数は、年初から過去最速のペースで増加しています。1〜6月累計は2,151万8,100人に達し、初めて上半期で2,000万人を突破しました。特に6月単月では337万7,800人と、前年同月比7.6%増を記録し、6月として過去最高を更新しています(*1)。
JTBの推計によれば、2025年の年間訪日外国人旅行者数は約4,020万人に達する見込みで、2024年を上回り過去最高となると予測されています(*2)。
こうした好調なインバウンド市場の広がりと同時に、国内旅行への関心も高まりを見せています。コロナ禍を経て地域の食文化や食体験を目的とした国内旅行が注目され、日本各地の魅力を再発見する動きが強まっています。
このような背景を踏まえ、byFoodは既存の英語・繁体字・簡体字対応に加えて、日本語・韓国語版を新たにリリースしました。今回の多言語化は、海外からの旅行者はもちろん、日本国内の利用者にも「地域に根付く多彩な食文化や体験」を母国語でアクセスしやすくし、より気軽に発見・予約できる環境を整えることで、日本の食の魅力を国内外に広く発信することを目的としています。

*1)日本政府観光局(JNTO)「訪日外客数 2025年6月推計値」
*2)JTB「2025年旅行動向見通し」
「byFood(バイフード)」は、日本独自のグルメと食文化体験を通じてガストロノミーツーリズムを推進する、訪日外国人向けの食特化型かつ社会貢献型プラットフォームです。
旅行前(旅マエ)には、日本の食文化や地域の魅力を英語で発信するオンラインメディアとして、世界中の旅行者に最新情報を提供。旅行中(旅ナカ)には、食体験やレストランを検索・予約できるOTA(オンライン旅行代理店)サイトとして機能し、訪日中の食に関するニーズをワンストップでサポートします。
さらに、SDGsへの具体的な取り組みとして、1予約につき10食分の学校給食を発展途上国の子どもたちに寄付しています。創業以来、累計約89万食(2025年7月末時点)を支援しており、「食」を通じて日本と世界をつなぐ架け橋となることを目指しています。

今後は、タイ語・フランス語など対応言語を拡大し、アジア・欧米市場双方へのアプローチを強化します。また、地方自治体や観光事業者との協業を進め、地域の食体験を多言語で発信する取り組みを加速させます。多言語化を通じて、「食」を起点とした地域活性化と国際交流を推進します。