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テーブルクロスを立ち上げた理由。

テーブルクロスを立ち上げた理由。

こんにちは!

久しぶりに城宝ブログを書きます。

最近、「城宝さんはもともと途上国支援をしたかったのですか?」と聞かれることが多くなりました。

そしてメディアなどからの取材でも、「途上国の子ども支援」の部分だけに注目されてインタビューされることが多くなってきました。

そこで、少しテーブルクロスの立ち上げのお話をしたいと思います😊

 

テーブルクロスは「利益の創造と社会への貢献を同時に実現する文化創りたい」をミッションに掲げています。

こうした考えはCSVと呼ばれ、テーブルクロスはCSVベンチャーとして立ち上がりました。

◆「CSV」とはなに?

CSVとは「Creating Shared Value」の略で「共通価値の創造」と呼ばれています。アメリカはハーバード大学のマイケル・ポーター教授が発表した概念です。従来の企業の社会貢献活動はCSR(corporate social responsibility:企業の社会的責任)として行われていますが、それは企業の利益の一部から社会貢献活動に充てるものが大半であり、実はここにひとつの問題が存在していました。それは、景気が悪くなったり、企業の業績が悪化したときに、最初にCSR活動に充てる資金が削減されるからです。このようなことだと社会貢献活動を継続できず、社会課題が解決するまで取り組むことができません。そこで、新たにCSV(Creating Shared Value:共通価値の創造)という概念が発表されました。

 

テーブルクロスを立ち上げたのは私のいくつもの体験が背景にあります。

その一つに、大学の近くでアルバイトをしていたときに飲食店の広告を販売する会社にいたのですが、飲食店が広告を出すにはたいへんなコストがかかることを知りました。

日本は飲食店がとても多く、世界有数の優れた食文化を持つ国です。新たに開業するオーナーさんはたくさんおり、しかし実際に広告を導入しようと思うと初期費用や月額利用料が高いのが大きな悩みでした。そして、なんとか掲載を踏み切った場合でも、もっと上位に広告を表示させるにはさらに多くの広告料を支払う必要があります。ここに飲食店が抱える大きな課題があることを知りました。

そこで、私はコストが低く、お店のことをたくさんの人が知る場所を。そして、お店とお客さまを繋げる仕組みが必要だと思いました。それは、お客様だけでなく、お店もハッピーになる価値を創ることでした。

そこで、飲食店の課題である初期費用や月額利用料がかかる高い広告料を、初期費用や月額利用料が一切かからない「完全成果報酬型」にすれば解決できるのではないかと思ったのです。

しかし、私にはもう一つ気になっていることがありました。

それが途上国の子どもの問題です。

私はこれまでにいくつかの途上国へ行ってきました。

そこで見た子どもの状況はとても辛いもので、そうした状況を生み出す背景などを知りました。

このような状況は解決すべき喫緊の課題であり、誰かが動かなければ解決できません。

そして、それは行政やNPO、ビジネスで成功した人だけがやれば良いというものではないと思います。

いまできることから誰もがはじめることが大事なのではないかと思ったのです。

そこで、飲食店の課題を解決する活動と子どもの支援を同時に行う「共通価値を創造する」企業としてテーブルクロスを立ち上げました。

こうした両方を同時に行うことはとても難しいことで、多くの人に反対されました。

なかでも、私たちの活動は飲食店とお客さまを繋ぎ、その結果によって飲食店さまから広告料を頂いています。

この広告料によって私たちの活動が成り立ちますが、しかし、もし私たちがCSRを掲げるならば、利益が出た後に支援をする形になったでしょう。

しかし、小さなベンチャーが利益を出すまでには時間がかかり、さらに景気にも左右されます。

そこで、私たちは利益が出てなくても子どもたちへの支援を行うことを決意し、「一人の予約に対して一食の給食を支援する」ことを決めたのです。

この決断はとても勇気のいることでした。

180円の売上のなかから30円を寄付するのですから16%の寄付率です。

この寄付率はあまりに高すぎる、無謀だと言われました。

実際、大手企業が集まる経済団体では「1%クラブ」というのがありますが、それは経常利益の1%以上を寄付しようという活動です。

そうした常識からすれば、この金額は無謀だと言われるのも無理がないことだと思います。

しかし、企業として活動するにはもっと社会へ貢献すべきだと思いますし、私が見た子どもたちの支援はいまから始めなければ間に合いません。

そこでこのような決断をしたのです。

 

こうした決断には反対する人もいましたが、しかし賛同して下さる方もたくさん現れました。

その中には飲食店さまやお客さま、大学の友人や一緒に活動するNPOの皆さまなど、様々な人たちがいました。

こうした声があって、いまでは例え利益が出ていなくても、やりがいを感じて活動しています。

テーブルクロスの活動はお客さまや飲食店さまの参加があってできるものです。

そしてそうした方々の参加によって、子どもたちへの給食支援ができています。

これは参加して下さったいる方たちが子どもたちへ支援していることと同じことです。

つまり、間接的ではありますが、参加して下さっている方たちが途上国の子どもの問題に関心を持ち、アクションして下さっていることと思っています。

いまはまだ私たちの活動は赤字が続いており、決して持続可能な組織とは言えません。

また、途上国の子どもの問題に関心を持って下さり、アクションして下さる方もまだまだ少ない状況だとNPOの方たちとお話ししながら感じています。

 

しかし、これを変えたい。

そう想って活動しています。

「利益の創造と社会への貢献を同時に実現できる」

このような文化をこの日本で拡げ、それを率先する企業として頑張って行きたいと思っています。

皆さまのこれからも変わらない応援をよろしくお願いします。

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