Cart

Blog

Home / NPO紹介  / 【協力団体紹介】すべての子どもが夢と希望を持てる社会を創るキッズドア。

「すべての子どもが夢と希望を持てる社会へ」
キッズドア学習支援の現場3
現在、理事長をされている渡辺由美子さんの「日本教育の現状をなんとかしたい」という想いから2007年にNPO法人キッズドアが生まれました。日本国内の子ども支援に特化し全ての子どもたちが将来への夢や希望を持てる社会の実現に繋げているために、どのような活動をされているのでしょうか。本日は、NPO法人キッズドアさんをご紹介させていただきます。
キッズドア学習支援の現場2
■日本の子どもたちのために
「設立のきっかけは、英国で生活していた時に感じた教育の手厚さです。公教育が国の資金に大きく依存する日本と違い、英国では民間企業が学校をサポートする仕組みが出来上がっています。英国で使用する学校の教育費は年間で500円(当時)でしたが、一方日本では教育、教材費、写真代、修学旅行など、さまざまな場面でお金が必要だったことに驚きました。その頃、日本にも子どもの貧困があることがメディアで取り上げられるようになり、経済的に苦しい家庭の子どもたちの存在を知りました」。
『日本でも、社会と子どもをつなぐ仕組みをつくりたい!』
キッズドア写真8
「そんな問題意識を抱き、キッズドアを設立しました。経済的に苦しい家庭が本当に望むことは何かを模索した結果、子どものための無料の学習指導に行きつきました。進学を諦めてしまったら就職にも不利です。収入の高い職に就くことができなければ、その子どもたちもまた貧困の問題を抱えてしまいます。この負の連鎖を断ち切るために子どもたちに進学することの喜びを伝えたいと考えました」。
■キッズドアの使命とは
キッズドア写真1
では、キッズドアさんではどういった活動を具体的にされているのでしょうか。
「キッズドアという名前も通り、日本の子どもたちの社会へのドアを開けるべく、多くの企業・行政・法人・個人・学生のみなさまと共に、国内の子どもの教育支援に特化した活動を展開しています。私たちが行っている活動としては、大きく分けて4つあります。
1つ目は、全ての子どもたちに学ぶ場を与える教育支援事業です。ここでは、行政と連携し、ひとり親家庭の小学生、中学生を対象にした無料学習会などを行っています。そして、子どもたちが多くの学生ボランティア、社会人ボランティアと交流し、同じような環境にある子どもたちと関わり、カジュアルだけれど温かい助け合いの場を体験してできる場を提供しています。2つ目は、被災地の子どもたちの将来の夢や希望を失わせない東北復興支援事業です。政府、自治体との連携事業として、緊急カウンセラー派遣、学びを通じた被災地の地域コミュニティ再生支援など、東日本大震災での被災により困難を抱える児童生徒向け学習支援を行っています。3つ目は、社会のためになりたい人材を応援する教育社会創造事業です。セミナー・イベント・ワークショップ・講演会の開催や相談、子ども支援活動のコンサルティングなど、さまざまな形で、日本国内での子ども支援活動をしています。4つ目は、素晴らしい情報と保護者・子どもを繋ぐ情報発信事業です。『キッズドア』は、企業や行政、NPOなどの各種団体が、子どもたちのために作ったホームページのリンク集です。インターネット上には、さまざまな素晴らしい子ども向けの情報があるのですが、それが肝心の子どもたちや保護者に届きづらいという現状があります。そこで、子ども向けのサイトや施設、イベントやワークショップの情報を収集し、掲載することで『子どもたちが集まらない』という発信側の悩みと、子どもたちの興味や『子どもにおもしろい体験をさせたい』というご家庭や学校のニーズをマッチングさせています」。
キッズドア写真2
■私たちにできること
日本国内の子どもたちに夢と希望を持ってもらうために活動しているキッズドアさん。では、私たち読者が子どもたちにできることには、どんなことがあるのでしょうか。
「私たちの活動は、支援者の方々のご寄付や、ボランティアより成り立っています。みなさまのサポートにより、子どもたちに学習の機会や、より良い学習環境を提供できるようになります。子どもたちの未来のため、夢の実現のために、ぜひご協力の程、よろしくお願いします」。
キッズドア学習支援の現場1
 
kidsdoor-rogo

en_USEnglish