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Home / コラム  / 【Vol.2 テーブルクロス×世界食料デー】私たちは、毎日おにぎりを2個捨てている
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みなさんは、今日何を食べましたか?
お米ですか、パンですか?
食べた物を、一度思い出してみてください。
毎日、私たちが当たり前のようにとっている「食事」は、生活していくうえで欠かせません。
同じように、その裏側では食べ物の廃棄があちこちで起こっています。
実際に、日本人は毎日おにぎり2個に値する食べ物を捨てているというデータもあります。
「食べ物を粗末にしてはいけない」と幼い頃から周囲に教えられてきたからこそ、私は食料廃棄について疑問を持ちました。
 
 
そんな今日は、一人ひとりがおにぎり2個分の食糧を廃棄することで、世界に何が起こっているのかを考えてみようと思います。
 
おにぎり
 
日本は食料廃棄率が世界第一位ということを、みなさんは知っていますか。
日本では年間1900万トンの食品廃棄物が出ています。
これは、世界に住んでいる7000万人が1年間食べていける量です。
そして、そのうち食べられるのに捨ててしまうものが500万~900万トンもあるのです。
原因としては、消費者である私たちが食品の新鮮さや賞味期限を重視しすぎた結果が影響しています。
これは、食べるものが十分にあるからこそ生まれた「食」に対する歪みです。
 
一方で、世界では飢餓に対する問題が深刻化しています。
世界では、世界中の人たちが暮らしていくための十分な食糧があるにも関わらず、貧しい国に行き届いていないという現状があります。
現在、世界に住んでいる8億500万人が食糧不足に悩んでいます。
数字で表すと想像しにくいのですが、20人のクラス単位で例えると約2~3人が飢えで苦しんでいることになります。どうして同じ世界にいるのに、こんなことが起こるのでしょうか。
 
 
それは、日本をはじめとする国が食糧の大量輸入、大量廃棄していることも理由の1つとして挙げられるのです。
 
 
 
世界食料デーフェスティバル実行委員会ロゴ
 
「食べものは大切にしないといけない」そう教えられたあの頃を、今振り返ってみるのはどうしょうか。
「食」に対する意識を一度、考え直してみませんか。
10月18日に関東、関西で同時開催する「世界食料デーフェスティバル」では、世界で起こっている食糧問題を解決するために、多くの人たちが集まります。
このイベントは学生が中心となって運営しているので、世界と日本を繋ぐ新しい問題解決への波を起こすでしょう。
 
 
世界食料デーフェスティバル
【開催日時】2015年10月18日(日)10:30~17:00(雨天決行)
【開催場所】関東:葛西臨海公園(東京都江戸川区臨海町6)
関西:梅小路公園(京都府京都市下京区歓喜寺町56-3)
【入場料】 無料
【Email】 worldfoodday.volante@gmail.com

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